特殊治療機器
高気圧酸素カプセル
- 酸素カプセルは、気圧を高めたカプセルの中に30分から1時間程度横たわって過ごし、通常の呼吸よりも多くの酸素を身体に取り入れるシステムです。
1.3気圧に圧縮された空気は、通常酸素の1/7にまで小さくなります。
この状態を溶解型酸素と言います。
溶解型酸素は、狭くなった血管もスムーズに通過し、不足気味の酸素が細胞に届き、細胞の活動効率が上がります。(報道されているダイエット効果の所以)その結果、身体機能、運動機能、持久力、集中力が向上し、健康増進、老化防止に繋がります。
- また、ケガした箇所は炎症物質により腫れ、血管が圧迫され虚血状態になり酸素が届きにくくなりますが、溶解型酸素は、この状態でも細胞まで届き、修復作業が受傷直後より始まり、治癒日数を通常の治療より1/3ほど短縮できます。
※(順天堂大学付属病院スポーツ整形外科にて、サッカーJリーグ・ジェフ千葉ユナイテッドの選手、サテライト、ジュニア選手17名で治療を試みた所が肉離れ・足首の捻挫の回復をMRIで検証した結果を平成18年高気圧酸素学会で報告されました)
- 2002年サッカーワールドカップ日韓大会・ヨーロッパ地区イングランド代表、ベッカム選手は、一次リーグ開幕、2週間前のリーグ戦で足の甲をスパイクされ骨折してしまいました。
通常、ギブスが外れるまで3週間を要するケガを高気圧酸素療法と微弱電流治療機器で開幕戦に出場しました。
3~4週間早くプレー復帰したのには、本当に驚かされました。
このことがきっかけに当院も2003年に導入しました。
その後、全国高校野球選手権で優勝した早稲田実業高校ハンカチ王子が2日間で24回を投げ抜き、最終回でも140キロ後半を記録した事でも効果が明かされたかと思います。
- ※突然の停電時でも、普通に呼吸ができます。また、カプセルの中から自分で扉を開けることができます。
※終了時には自動で扉が開きますので、眠ってしまっていても心配いりません。
※内部と外部の通話ができるインターホンが設置されています。
※耳(気圧変化)に優しい、耳抜き補助機能が装備されています。
※カプセル内を快適にするクーラーが装備されています。
- <酸素の減少が招く、現代人の不調>
酸素は人間に必要不可欠な存在です。約60兆個ある細胞に送り込まれ、身体組織の再生、免疫、解毒、脂肪の燃焼などの働きをします。その酸素が不足すると、一般的に体がだるい、頭痛や肩こり、眠気、集中力・記憶力の低下、動悸、息切れ、二日酔いの回復が遅いなど、脳や臓器の機能が低下する要因の一つです。
現代人の酸素不足の原因は、森林伐採や温暖化による地球の酸素不足と年齢による酸素摂取能力 ( 肺機能 ) の低下です。それを解決するためには酸素を積極的に体内へ取り込むことが重要になります。
- <若々しさをサポートする溶解型酸素>
呼吸で肺から取り込んだ酸素は血液中のヘモグロビンに結合し、全身に運ばれています。この結合型酸素のほか、溶解型酸素と呼ばれる血液や体液に直接溶け込む酸素があります。量は少ないのですが、結合型酸素に比べて小さいため、体の隅々にまで行きわたります。酸素カプセルはこの溶解型酸素を効率よく取り込むことができます。オアシスO2は空気加圧でチェンバー内部の気圧を上げ、体内の溶解型酸素を増加させることで、全身の細胞に酸素を供給し、健康や美容の維持に貢献します。エアチェンバーは酸欠や悪しき生活習慣病から増える活性酸素を軽減することが確認されました。
※2008年日本国際健康気圧協会調べ
当院では、“寝たきり予防、転倒予防”を目的とし、1986年より、エルゴメーターやウェイトトレーニング器具を導入。
パワーリハビリを指導し、患者さんに利用して頂いています。
医療機関で膝関節の人工関節置換術を勧められた患者さんは、12年目になります。
治療と運動で日常生活は、正座以外は不自由なく過ごされて旅行も水泳も楽しまれています。スポーツシーンでは、“無理がない動作”を指導することによりパフォーマンスの向上につながり、更にスポーツ障害の予防が可能になります。
姿勢測定・分析システム
姿勢測定・分析システムを導入しています。「姿勢を良くしなければいけない」と思いながらも、自分の姿勢が正しいのかどうかを確認することは難しいと思います。
当院の姿勢測定・分析システムは、センサーの前に立っていただくだけで姿勢を測定することができます。正面姿勢だけではなく、横からや上からの姿勢、重心位置や体の凹凸が測定できます。また、実際の体の動きを映し出しながら正しい姿勢へと導くことも行えます。
測定結果は印刷してお渡ししますので、自宅に帰られてから鏡の前で正しい姿勢を確認するのに役立ちます。
運動療法機器
振動運動機器
50cm×40cmの振動版に5~10分立って乗っているだけで骨盤のインナーマッスルのトレーニングができます。
この運動は、体幹軸を安定させるのにとても有効です。
歩く、走る動作で腰が高く保持し易くなります。
また、腹筋や脇腹の筋肉にも働きかけメタボリック症候群に効果があるデータが発表されています。
膝を軽く曲げて乗ると大腿部前後の筋肉の強化が得られます。
血圧や脈拍の上昇もほとんど無く、高血圧や心臓に不安のある方でも利用できます。
温熱マット内蔵にて血行を促進し、組織新陳代謝を活発にします。
エルゴメーター
自転車漕ぎ方の心肺機能トレーニングマシーンです。
心拍数を通常より20~50%上げて行います。
肺活量・最大酸素摂取量向上、膝や股関節の柔軟性、大腿部の筋肉も強化できます。
トレッドミル
歩行・ランニングトレーニングマシーンで、正しい歩行やランニングフォームの確認・指導に有効です。
1.5km~15kmの速度と斜度3度までの坂道でトレーニングができます。
マルチウェイトマシーン
滑車式で14種類のウエイトトレーニングができます。
5kgごとに重さを変えられ、100kgまで使用可能です。
荷重がかけられない方、足を痛めたら上半身のトレーニング、肩・肘・手指を痛めた方は下半身のトレーニングに分けて筋力の低下を最小限に抑え、早期回復が可能となります。
高齢の方からアスリートのトレーニングにも十分対応できます。
エアロステッパー
山登り式トレーニングマシーンで膝や股関節の強化を目的としています。
心拍数も上がりやすく、心配機能に積極的に働きます。
スキーや山登りのトレーニングに有効です。
バランスディスク
文字通りのバランストレーニングです。
不安定なディスクに乗り、足首の捻挫、骨折後硬くなった関節の柔軟にするリハビリに効果があります。
体幹軸(コア)は、多くの方は僅かですがずれています。
バランスディスクに座りますと不安定なため中心に戻すようにバランスを取ろうとします。
コアが安定しないとバランスは取れません。
ディスクに座りバランスをとるだけで自然とコアトレーニングをします。
姿勢を安定させる骨盤内筋肉が強化されます。
乗馬に近いトレーニングです。
ポールストレッチ
温熱治療機器で蒸しタオルで温めたようで、長時間温熱効果が得られます。
また広い患部の使用が可能です。
電気刺激の苦手な患者さん向きです。